逆説通信 電子版
1998,12,16 最終更新
ＰＡＲＡＤＯＸ４０号「猫ＳＦ特集」 ファンジン大賞「評論部門賞」を受賞
- ’９８年８月２９日・３０日に開催された第３７回日本ＳＦ大会にて選考が行われたファンジン大賞で、ＰＡＲＡＤＯＸ４０号が「評論部門賞」を受賞しました。
- 授賞式では、「４０号の企画と総合的な出来が良かった」と、選考委員の牧さんからお言葉を頂きました。
- ４０号執筆者のみなさまとファンジン大賞審査員の方々に深く感謝します。ありがとうございました。
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イベント参加情報
- 冬コミケ当選しました。
- １２月３０日（水）東６ホール テ３０ｂです。
- 海洋ＳＦ特集は、・・・諸々の事情により、間に合いませんでした。来年のバレンタイン・デーまでには。と、編集人の声が・・・
- １１月２３日開催のコミティア東京に出店しました
- 東京ビッグサイトにて開催されるコミティア東京に参加しました。
- 第３７回日本ＳＦ大会ＣＡＰＲＩＣＯＮ１にて、ディーラーズ・ルームに出店しました。
- でも、やっぱり新刊「海洋ＳＦ」は間に合いませんでした。（しくしく）
- 発行が延びた分、さらに内容充実の上、この秋刊行予定です。「待たせるだけのモノは造る！」と、編集人豪語しておりますので、もうちょっと待ってください。
- 内容等の情報は、発行物のページで発表しています。
- では、以下編集人から大会（ディーラーズ・ルーム）参加報告です。
- ディーラーズ・ルーム会場では、ソリトン（堀晃氏主宰）の隣でした。ほとんど、ディーラーズ・ルームを出ることのなかった編集人でしたが、大変楽しく過ごしたとのことです。
- 購読者の方々、また、売り子をお手伝いいただいた方々、ありがとうございました。
- ‘９９年は、信州だ！
- ‘９８年夏コミケ、８月１６日（日曜日）東地区ウ１９−ｂで参加しました。
- 残念なことに、コミケカタログに載せていた新刊が、編集人超多忙につき、間に合いませんでした。楽しみにしていた方、ごめんなさい。
- 「ひとひとひとひとひと、暑い暑い暑い・・・」と、編集人からの参加報告がたった今、入りました。例年通り大盛況だったようですね。「現在８月１９日消印有効の冬コミケ申し込み用紙記入の真っ最中なのだ」という声を残し、編集人は去っていきました。
- 新刊は、冬コミには間に合う様に発行予定です。
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PARADOX関係者、それぞれの活躍は...？
- 岡本賢一氏「鍋が笑う」（朝日ソノラマ 本体１７００円）好評発売中。
- 表題の「鍋が笑う」他、書き下ろし短篇２本。加藤＆後藤氏によるイラスト多数。詳細は岡本氏のページへ。著者のページだから、今後の予定も満載。
- 「エンジェル・リンクス 激闘編」、重版される。
- 発売即売り切れ状態という話も聞かれたエンジェル・リンクス激闘編ですが、重版がかかったという情報が入りました。
- この版では、なんと、ある海賊のセリフに改訂が入ったというお話です。初版と重版でセリフが違うという業界初の試み（・・・たぶん。と、著者）。
- さぁ、どこが違うか探してみよう。ヒント：２２１ページに注目！。
- 岡本賢一氏、廣済堂文庫「チャイルド」異形コレクションZに、「サトル」収録。
- また、朝日ソノラマより「鍋が笑う」１２月発売予定。加藤＆後藤氏によるイラスト多数。詳細は岡本氏のページへ。
- 伊吹秀明氏、富士見ファンタジア文庫より「星方遊撃隊エンジェル・リンクス−激闘編−」９月２８日発売。
- ドラゴン・マガジン誌‘９８年２月号から８月号まで連載されたものを、大幅加筆のうえ上梓。
- ９月１７日発売の小説すばる誌１０月号「禁断の愛特集」に、岡本賢一氏の短篇「プログラミング・ラブ」掲載。
- 『「すばる」誌は、女性読者が多いということを聞いていたので、それを意識しました。同特集の他の作家の方がみな女性であったことにびっくりしています。また、この号の別の特集ですが小林恭二さんも書かれていて、同じ誌面に自分の作品が載ったということに感動しています。』と、岡本氏は語った。
- また、８月中旬発売の廣済堂文庫「屍者の行進」異形コレクションYに短編「死にマル」が収録された。
- 八月下旬発売予定のＳＦ同人誌ソリトン『特別号』（堀晃氏主宰）に「背中の女」掲載。購入方法など詳細は、岡本氏のホームページにて。
- ソノラマ文庫から、岡本賢一氏「ツイン・ヒート −暴走！！ 甲蟲都市ゴーザム−」発売中。
- 岡本氏、ついに半裸巨乳モノを描く。（おいおい）
- 「ツイン・ヒート」は、銀河冒険紀シリーズではなく、新シリーズ。岡本氏のホームページには、文庫未収録版あとがきがアップされている。
- また、６月中旬発売の廣済堂文庫「水妖」異形コレクションXに短編「濁流」が収録された。
- ソニー・マガジンズ文庫から、健部伸明氏「神秘の世界エルハザード２ −破壊神カーリア−」発売中。
- ＯＶＡ「神秘の世界エルハザード２」のノベライゼーション。
- また、健部氏がシナリオを担当したＣＤブック「金の月 銀の月」も、ソニー・マガジンズより発売中。
- 声優「横山智佐による心あたたまるオリジナル・ストーリーのひとり語り」とのこと。
- 富士見書房より、藤川純一氏もイラストを描いている「モンスターコレクションTCG：古代帝国の遺産」発売中。
- ドラゴン・マガジンにて、伊吹秀明氏「エンジェル・リンクス」連載。
- ２月号より、伊東岳彦氏の漫画＆TVアニメ「星方武侠アウトロースター」と同じ宇宙を舞台にした宇宙活劇「星方遊撃隊エンジェル・リンクス」を連載。８月号を持って、好評のうちに終了した。
- また、サンライズ制作による「エンジェル・リンクス」アニメ化企画も進行中。はたして、地上波放映なるか？
- 富士見ファンタジア文庫より書き下ろし長編「星方遊撃隊エンジェル･リンクス誕生編」発売中。重版されたので、店頭になくても注文すれば入手可能。
- 連載の前日譚である、エンジェル・リンクスの結成秘話。「乳もでかいが態度もでかい」美鳳が、いかにしてエンジェル・リンクスの一癖も二癖もあるメンバーを集めたか、が、今、語られる。
- さらに、TVアニメ「星方武侠アウトロースター」第１８話に、リンクスメンバー、ドゥーズとヴァレリアがゲスト出演した。
- 廣済堂文庫から、岡本賢一氏の短編収録の「悪魔の発明」異形コレクションW発売中。
- 井上雅彦監修の異形コレクション第４集に、岡本氏の短編「果実のごとく」が収録されている。
- 朝日ソノラマ文庫から、岡本賢一氏「タイム・クラッシュ」上下巻発売中。
- 詳しくは、岡本氏のホームページをご覧ください。
- ちなみに、ＳＦマガジン５月号のブックレビュー「ＳＦ ＢＯＯＫ ＳＣＯＰＥ ＹＵＮＧ ＡＤＵＬＴ」（三村美衣氏）では、「今春一番の注目作」「密度の濃い本格ＳＦに仕上がっている」と紹介されていた。ブックレビュー全文に興味のある向きは、ＳＦＭ５月号をご覧ください。
- 朝日ソノラマ文庫から、青山智樹氏「笑うUFO殺人？事件」発売中。
- 「原潜伊602号浮上せり」「ＦＸ帰還せず」「バトルオブジャパン」等の架空戦記物で、青山氏を知る一般の読者にはびっくりされるかもしれない、マッド・サイエンティストやら宇宙人やら盛りだくさんの著者自称「ハードＳＦ」。（とはいえ、読者は重複しないと、わたしは思う）
- シリーズ化されて、さらにマッドな展開になることを期待している。主人公ムチャだし。
- コミックBOX増刊「もののけ姫を描く、語る」に、大内史夫氏の評論掲載。
- PARADOX随一の論客、大内氏の長文評論「宮崎駿は、なぜ泣いたのか。宮崎駿と司馬遼太郎」が、「もののけ姫を描く、語る」７６頁より掲載。
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PARADOXアンソロジー「ＳＦスナイパー」大好評発売中
- '98年3月7日、PARADOXのアンソロジー「SFスナイパー」がミリオン出版より発行されました。（マジで）ちなみにタイトルは「SMスナイパー」では、ありません。念のため。
- ファンジンからの商業出版は、「宇宙塵」「ネオ･ヌル｣に続く快挙であります。
- '90年以降刊行の「PARADOX」より、選りすぐりの１０編をまとめました。
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『パラドックス』SF傑作選 ＳＦスナイパー
表紙は、「モンスター・コレクション」「バトルテック・シリーズ」などのイラストで活躍中の藤川純一氏（PARADOXでは、39号表紙等多数）です。
ミリオン出版よりアプリコット・ノベルズの一冊として、発売中。
版型、新書ワイド版。定価950円（税抜き）。
書店で見かけたら、手にとって見てくださいね。
- 各方面で話題の「ＳＦスナイパー」も発売後だいぶ日にちが経ちましたね。すでに店頭では見つけにくいかと思って、ちょっとリサーチ（‘９８年５月実施）してみました。
- ５月３日、ＳＦセミナーの帰りに立ち寄った神保町の三省堂書店で、ＳＦコーナーの棚に１冊発見。
- ５月８日、書泉ブックマートで平積みになっているのを発見の報あり。
- ５月９日、新宿紀伊国屋書店２階ＳＦ・ミステリコーナーでも、平積みされていたとのこと。発売当初、ここには並んでいなかったのだが・・・ 書評等で好評のためか？ とは、発見者のことば。
- 常磐線天王台駅前ＴＳＵＴＡＹＡ、茨城県牛久市郊外文教堂書店で、それぞれ何冊か棚に並んでいるのを発見。筆者の行動半径が知れますな。
- 大きな書店（とか、流行に敏感なチェーン店）では、再入荷しているものと見られます。が、消えるのも速いかもしれない・・・
- ご購入は、お早めに！
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近頃（？）の話題などなど
- 荻窪の古書店にて。
- PARADOX32号「変格探偵特集」を発見したとの知らせあり。同人誌専門の古書店、というわけではなく、一般の古書店であったとか。売価2000円。...おぉっっ 元値の3倍！？（だからといって、売りに行かないように）
- こちらは秋葉原の同人誌扱い古書店にて。
- 「セクシークリーチャーズ」が、やはり2000円で売られていたという。こちらは、冬コミケ'97の際の新刊。まだ、即売会で手に入ります。慌てて高く買わないでね。
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